重ねるだけが重ね煮じゃない!







一例として、人参の場合をご紹介します。人参を大切に扱う具体的行動として、重ね煮料理教室では「にんじんちゃん、くるくるお掃除法」をご紹介しています。人参の葉っぱと根っこの付け根の部分は、スパッと包丁で切り落としている方が多い部分ですが、重ね煮調理ではその部分を切り落とさずに、葉っぱの付け根の少しへこんだ部分を箸を使ってクルクルと動かし、汚れをこそぎ落とします。
こうするとタワシで洗っても落ちないような汚れでも、気持ちよくスッキリ綺麗になります。キレイにお掃除すれば、切り落とす必要がなくなります。そのときの人参の気持ちを代弁すると「みんなが切り捨てる部分も大切に食べてくれてありがとう!」になります。そして、嬉しくなった人参は食べられた後も、きっとすねることなく、人の一部となってくれるのです。More